014 アマチュア無線(1984)

昭和59年6月14日、中学を卒業してすぐアマチュア無線の免許を取った。
アマチュア無線には電話級と電信級がある。
電話級は普通の無線で電信級はモールス信号。
俺が取得したのは普通の電話級。一応国家試験です。
ディケア棟には無線室があり大きなアンテナが立ってた。
この大きいアンテナは海外まで電波が飛ぶ。と説明しておきながらこの大きいアンテナは俺は使用したことがない。
なぜなら無線クラブのアンテナで無線室には見に行く程度。
免許を取ったら早速、無線機を買ってもらう。
普通は4万円くらいで買えるのだけど俺は二つの周波数を使えるものを買ってもらった。8万ほどする。
普通の無線の会話は「どうぞ」で会話のやりとりをするんだけど、二つの周波数を使える無線機ともう一台無線機があれば電話機みたいに相手がしゃべっていてもこちらもしゃべることができる。
これは楽しみだと思っていたけど買った後に気がついた。
相手も同じ条件でないとそれはできない。
二つの周波数を使える無線機ともう一台無線機、もう一台の方は親戚の無線マニアのおじさんからもらった。そんな贅沢してる人はなかなかいない。無駄な贅沢に終わった。普段無線は病室から暇な人を無線で探してやっていた。
病院の無線クラブの仲間と一泊旅行に行ったこともあった。
各自車に無線機を積んで会話をしながら移動する。
誰もができることじゃないからそれだけで少しテンションが上がる。
移動中、昔住んでたビルの前を通る。町一番高い建物で屋上からの眺めは良かったよとか言って。

この当時書いた油絵。



下記の絵ははステンドグラスのようになっていて裏からライトを当てると光を通す仕様になっていたけど壁に置いたので残念なことに。

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